2018年10月03日

【54】「欧米人好きなワタシ」(1)親と子どもの関係についての違いの考察

シリーズ9:「欧米人好きなワタシ」(1)


親と子どもの関係についての違いの考察


日本人としての誇りを持ちつつも、欧米人の良いところは取り入れようと思っている私の新シリーズ「欧米人好きなワタシ」の第一回目は、親と子どもの関係についての考察です。

 まずは親子の関係は、私が観察した限り、欧米人の親の方が子どもに対して権力というか、影響力を持っているように思います。家庭でのしつけの大切さを自覚して、実行しておられるというか。

私は我が子が幼いころ、いろいろな場所の欧米人のお友達のお家にホームステイさせていただく機会を作るように努力していました。ホームステイを受け入れてくれた家庭の多くには子どもがいたので、結果的に、欧米人の子育てを見せていただくことになりました。

そして気付き、驚いたことは、欧米のママは子どもに対してのしつけに厳しいという事実でした。日本だったら、「泣く子と地頭には勝てない」みたいな感じで、子どもが泣いてしまうと、仕方なく許すような場面でも、欧米人ママは妥協しないのです。私というお客様がいる前でも!

たとえば、一度、私がアメリカ人のご家庭を訪問している時に、当時、5歳ぐらいだった男の子が、その子のママであるアメリカ人と私の会話を邪魔するような言動をしたことがありました。私の英語は、その5歳の子にとっては聞き取りにくい上に、話す内容もその男の子には関係ない昔話なのですから、男の子は会話に寄れずに、会話の邪魔になる騒ぎ方をしたわけです。すると、母親である「欧米人ママ」は、大人の会話の邪魔をしたことを強く叱り、男の子を別の部屋に閉じ込めたのです。

今の時代の平均的な日本人の親である私としては、その厳しさにびっくりしました。もちろん、その後、男の子にはきちんと謝らせて、母親がぎゅっと抱きしめて、一件落着!という感動的なシーンもあったのですが、「大人の会話を邪魔しない」という「しつけ」を親が子に教えるためには、このようなことが必要だという事を学ぶ機会になりました。

よく、飼い犬が、飼い主や家族の面々を自分よりも下と認識してしまうと、後々、扱いにくいので、子犬の頃から、犬より人間が優位にいることを、犬にわかるように厳しくしつけるべきだということを聞きますが、欧米人の子育ては、これに似ているのではないかと私は思いました。人間の場合でも、小学校に入る前までの“超かわいい時期”に甘やかせてばかりで、「しつけ」が不十分だと、飼い主より優位に立ってしまう犬に近い、親子関係になってしまう恐れがあるようにも思います。

そんな理由から、小学校に入る前までの“超かわいい時期”にこそ、欧米人のママのような、叱ったり、抱きしめたりの「メリハリのあるしつけ」をしたいと思った次第です。すべてが超かわいい我が子を前に、心を鬼にしての「しつけ」をするには、体力や気力、そして決心が必要ですけどね。また、子どものやること、なすことをダメ出しするような叱り方をする親だと、子どもが委縮してしまうわけで、そのバランスはとても難しいのですが、ほどよいバランス(飴とムチのしつけ?)を、欧米人ママはご存知なように思えました。

私がホームステイをさせてもらったお家の欧米人ママたちは、子どもたちが自立して家を出た昨今、”empty nest” (子供たちが自立して家を出たあと、 親だけになった生活)をご主人と楽しんでおられます。彼らの素敵なお写真を見るたびに、「子どもへの家庭でのメリハリのあるしつけ」が、素敵なシニアライフへの道につながっていくのではないかなと思っているところです。

よしこママでした。




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posted by よしこママ at 17:25| エッセイ